皆さんは三重県で剣道に強い高校のイメージはあるでしょうか。今回は、全国大会都道府県予選(選抜・総体)の結果を元にポイントを付与していき、その獲得ポイント数に応じてランキング形式で三重県の剣道が強い高校を紹介していきます。果たしてあなたの予想は当たるでしょうか。是非、楽しみながら記事を読み進めていってください。
数値で見る三重県で剣道が強い高校はここだ
それでは早速三重県で剣道が強い高校について調査した結果を発表したいと思います。先ほども申し上げたように、今回は全国大会都道府県予選(選抜・総体)の結果を元に、優勝チームには4ポイント、準優勝チームには3ポイント、ベスト4には2ポイント、ベスト8には1ポイントを付与するという形式で2013年から2018年にかけての戦績を元にランキングを作成致しました。男女共に下記のような結果になりました。※ちなみに()内は優勝回数を示します。
〇男子
1位 46P(11) 三重
2位 24P(1) 皇學館
3位 19P(0) 鈴鹿
3位 19P(0) 津西
5位 12P(0) 白子
〇女子
1位 26P(2) 三重
2位 24P(2) 鈴鹿
2位 24P(3) 皇學館
4位 21P(1) 津田学園
5位 20P(2) 津西
皆さんの予想と比べていかがでしたでしょうか。これを見る限り、三重県の覇者は「三重」と言って間違いないでしょう。特に男子においては圧倒的な勝利を収めています。ただし、女子に関してはポイント数こそ三重高校が多いものの、優勝回数に至っては皇學館が3回でトップですし、ポイント数も各チーム非常に混戦の様子を見せていますので三重高校の一強とは言えず、むしろどの高校も肩を並べている状況です。裏を返せばどのチームも優勝を狙える位置にいる事が分かります。そして、三重県の上位5チームは男子5位の白子、女子4位の津田学園を除けば全て男女共に5位以内にランクインしている高校である事も分かります。これは全国的な傾向と非常に似通っています。
ランキング上位のチームを徹底解剖
それでは、今回は男女共に5位以内にランクインしている「三重」「皇學館」「鈴鹿」「津西」の4校について詳しく紹介をしていきます。
三重県の剣道が強い高校を徹底解剖1 三重
先ずは男子の絶対王者三重高校について紹介していきます。県内の名だたる中学生剣士たちは皆、全国を目指して三重高校に入学をしていきます。部員も男女で40名弱おり強豪校に相応しい環境が整っています。どんな稽古をしているか非常に気になるところですが、彼らが力を入れているのは地力を身につけるというものです。日々の素振りを非常に大切にして、先ずは剣を強く振れるという剣士として絶対的なベースになる部分を強化しています。元々力がある選手が入ってくることもありますが、それ以上にこのような地道な努力を重ねる事でどのような状況でも動じない体制を作っているのです。
そして、彼らの事を精神的に支えているのはOBの存在もあります。過去最高の戦績をあげているOBとしては2012年の全日本剣道選手権大会で優勝、2009年・2012年の世界選手権で優勝を果たした木和田大起選手がいます。こういったプロとして活躍する選手の存在が彼らを勇気づけ、自らも高みに上ろうという意気込む力になっていきます。彼らの力の根源は脈々と受け継がれるDNAにあります。
三重県の剣道が強い高校を徹底解剖2 皇學館
男女共に、2位の位置につけている皇學館はいつでもトップの座を狙える位置にいる強豪校です。全国優勝を目標として掲げており、これまでにも東海大会で優秀な成績を収めるなどしっかりとした力を持っているチームです。部員数も男女あわせて30名ほどの大所帯ですから組織的にも非常に力強いチームです。
三重県の剣道が強い高校を徹底解剖3 鈴鹿
鈴鹿高校も県内で十分に優勝を狙える位置にあるチームです。男子は圧倒的王者三重高校がいるためなかなか優勝からは遠のいていますが、女子に関してはこれまで2回県内の大会でも優勝をしており、戦略的にも十分戦えるチームです。ブロック大会、全国大会になるとまだまだ十分な戦績はあげられていませんが、持ち前の明るさで今後も力を伸ばしていく事が期待できるチームです。
三重県の剣道が強い高校を徹底解剖4 津西
津西高校も男女共に力のあるチームです。毎年県内でも上位まで勝ち上がり、インターハイや東海大会にもコマを進める事が出来るチームです。OB・OGとのつながりもあり常に先を見据えて稽古に励めることから進学に関しても優秀な結果を残しています。
剣道大好きまっすーです。
剣道好きな人に喜んで頂ける記事を多数書いていきたいと思います。
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