フリセン

強豪ひしめく大阪の剣道界において頂点を極める強い高校はどこだ

剣道
スポンサーリンク

大阪で剣道が強い高校と聞いてあなたはどの高校をイメージしますか。もちろん、「ここだ」とすぐに名前が挙がる方もいるかと思いますが、実際に私は迷ってしまいます。大阪は剣道のみならずあらゆる分野において強豪地域として知られています。単純にチーム数が多いのもそうですが、1つ1つのチームが非常に力を持っているからです。今回はそんな激戦地大阪で決め難い高校剣道界における強い高校をご紹介していきます。

スポンサーリンク

近畿大会の結果から見る~大阪の最強高校はどこだ

さて、今回の記事の中では毎年行われる近畿高等学校剣道選抜大会の結果から上位にランクインしている高校からピックアップをしていきます。激戦中の激戦である近畿地方において安定的に成果を残している学校を強いという基準にして優勝した場合には4ポイント、準優勝の場合は3ポイント、3位は2ポイント、ベスト8は1ポイントとしてポイントを割り振り合計ポイント数の多い学校からランキング上位としました。結果は下記のようになりました。

近畿大会の戦績から見るポイント獲得数ランキング

上 宮 14
清 風 7
PL学園 3
東海大仰星 3
履 正 社 2

ここから近年圧倒的な強さを誇っているのは上宮であることが分かりました。次いで清風、そしてPL学園、東海大仰星、履正社と続きます。それでは今回見事一位に輝いた上宮を中心にそれぞれの高校の特徴を紹介していきましょう。

大阪の強豪校それぞれの特徴とは

大阪の強豪校それぞれの特徴とは1 上宮

非常に真っ直ぐな剣道をする高校です。昔から言わずもがなしれた強豪です。実は、本ブログの管理人も対戦経験があるとのこと。構えあったときの威圧や鍔競り合い、どれも強豪ならではのどっしり感があるようです。しかしながら、近年では全国の舞台で活躍する様子は見受けられません。個人的には、打ちの強さや早さは申し分ないため、どこかで壁を乗り越えたとき、一気に活躍するのでは?と期待しています。

H27全国選抜大会 福大大濠vs上宮 大将

大阪の強豪校それぞれの特徴とは2 清風

次に清風高校について紹介をしていきます。こちらはうって変わって全面的に部員が出てくるホームページが特徴です。部員数は全学年合わせても30名弱という所帯になっています。これを多いと見るか、少ないと見るかは人にもよるかとは思いますが。
プロフィールには積極的に生徒の顔を載せたり、大会の結果を載せたりと上宮に比べると対照的な校風に思えます。大学の稽古前日までこの道場で汗を流して強くなってくださいという先生の言葉から察するに部員のほとんどは大学、社会人とそれ以降も剣の道を志す事が前提となっている様子です。強豪校ですので当たり前と言えば当たり前かもしれませんが。

大阪の強豪校それぞれの特徴とは3 PL学園

伝統を守りつつ新しい風を吹かせていこうという風潮が見られます。男女共に華々しい結果を残しながらも決して現状に満足することない姿勢を貫いているところが特徴です。故川上監督をしのぶ言葉や、過去の優勝者の名前を掲載している事からも個々を大切にする風土が見て取れます。このあたりはさすが伝統校といったところでしょうか。ちなみに、PL学園は平成31年度現在で段位8段を26名世に輩出しており、これは高校剣道界では断トツの1位です。指導者も毎日稽古を欠かさないなど伝統と新しい風の双方を上手く織り交ぜる伝統校らしい強みを持っています。

大阪の強豪校それぞれの特徴とは4 東海大仰星

ここは50名近くの部員を抱えるマンモス部活になっています。この中からわずか5名の代表を選ぶわけですから選手層の厚さが最大の強みと言えるでしょう。戦績を見ても常にインターハイや選抜大会の文字が出てくる事から激戦区大阪の中でもやはり頭1つ抜けている存在である事は間違いなさそうです。

大阪の強豪校それぞれの特徴とは5 履正社

履正社高校は創部間もない女子剣道部も活躍を見せています。昨年は男女共にインターハイに出場するなど創部間もない女子もすぐに成果を出しているところを見ると男子の方で勝ちパターンをある程度作れている事が読み取れます。

今後どこが頂点を取るか

大阪においてはまだどこが頂点を極めるかハッキリしない状況です。現状では上宮高校が一歩リードしていますが、熊本九州学院茨城水戸葵陵神奈川桐蔭学園のような絶対的王者が今後出てくるか注目です。それこそ大阪で絶対王者になるくらいであれば全国の覇者になる事も夢ではありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました