皆さんは群馬県で剣道に強い高校のイメージはあるでしょうかピンとこない方もいるかもしれません。今回は、全国大会の都道府県予選(選抜・総体)の結果を元にポイントを付与していき、その獲得ポイント数に応じてランキング形式で群馬県の剣道が強い高校を紹介していきます。今回調査をした中で他の県に共通して当てはまるある共通点が群馬においては当てはまらない事が分かりました。そのある共通点とは何なのか乞うご期待です。
数値で見る群馬県で剣道が強い高校はここだ
それでは早速群馬県で剣道が強い高校について調査した結果を発表したいと思います。先ほども申し上げたように、今回は全国大会の都道府県予選(選抜・総体)の結果を元に、優勝チームには4ポイント、準優勝チームには3ポイント、ベスト4には2ポイント、ベスト8には1ポイントを付与するという形式で2013年から2018年にかけての戦績を元にランキングを作成致しました。男女共に下記のような結果になりました。※ちなみに()内は優勝回数を示しています。
ランキング
〇男子
1位 35P(6) 前橋育英
2位 32P(4) 前橋
3位 22P(0) 沼田
4位 17P(1) 明和県央
4位 17P(1) 常磐
〇女子
1位 44P(10) 健大高崎
2位 32P(2) 共愛学園
3位 18P(0) 高崎女子
4位 15P(0) 明和県央
4位 15P(0) 沼田女子
皆さんの予想と比べていかがでしたでしょうか。前橋育英や前橋、健大高崎などはもしかしたら聞いた事があるという方も多いかもしれません。現時点では、これが群馬県における剣道勢力図です。そして、他の県には共通して当てはまるけどこの群馬においては当てはまらないある特徴とは「男女共に上位にランクインしている高校」が少ないという事です。私がこれまで調べてきた多くの県では上位にランクインをする学校は決まって男女共にアベックでランクインをしている事が多く、大方どの県も3~4校ほどがアベックでランクインをしていました。それが群馬においては「明和県央」のみという事で、私としてもちょっとした驚きでした。
さて、肝心のランキングについてですが男子においては「前橋育英」と「前橋」の2強に沼田、昭和県央、常盤が続くという勢力図になっています。また、女子においては「健大高崎」が圧倒的なつよさを見せその下に「共愛学園」、そして高崎女子、明和県央、沼田女子が続くという構図です。
ランキング上位のチームを徹底解剖
今回は男女のそれぞれの強豪校2校ずつを紹介していきます。男子は「前橋育英」と「前橋」、女子は「健大高崎」と「共愛学園」です。
群馬県の剣道が強い高校を徹底解剖1 前橋育英
男子において2強のうちの1つを務める前橋育英ですが、実は強いのは剣道部だけではありません。その他にも硬式野球部、陸上部、サッカー部が非常に優秀な成績を収めており、県内屈指のスポーツ校としての評判が高い学校です。
前橋育英高校の選手の試合映像がありましたので興味がある方は是非、ご覧ください。
群馬県の剣道が強い高校を徹底解剖2 前橋
前橋高校は常に前橋育英とのトップ争いを繰り広げる学校で、優勝も4回経験しています。全国においても結果を残すなど公立高校ながら全国の名だたる私立強豪校たちに堂々太刀打ちしています。前橋高校の選手も映像もありましたのでご覧ください。
群馬県の剣道が強い高校を徹底解剖3 健大高崎
群馬の女子と言えば、健大高崎の名前が間違いなくあがってきます。直近の12回の大会においては10回優勝という圧倒的な成果を収めており、付け入るスキを与えません。全国大会での優勝はまだないものの、インターハイで3位2回、選抜大会で3位1回と堂々たる成績を残しています。全国大会上位入賞を目標として、常に向上心を持って稽古に励んでいます。
群馬県の剣道が強い高校を徹底解剖4 共愛学園
一強の健大高崎に一矢報いているのが共愛学園です。全国大会への出場を目標とし、稽古に励んでいます。県内では健大高崎とやるかやられるかの存在ですが、その先のブロック大会や全国となってくるとまだ十分な成果は上げられていません。今後、ますますの活躍が期待されます。
最後に
いかがでしたでしょうか。男子は「前橋育英」「前橋」の2強、女子は「健大高崎」の一強に必死に「共愛学園」が食らいつくという構図がご理解頂けたかと思います。いずれにしても同県のライバルの存在がお互いに刺激になっている事は間違いありませんので、今後どの高校にも期待が出来ます。
剣道大好きまっすーです。
剣道好きな人に喜んで頂ける記事を多数書いていきたいと思います。
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