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宮城県の高校剣道界。絶対的王者はどこだ。

剣道
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皆さんは宮城県で剣道が強い高校と言われてイメージが湧きますか。今回は、宮城県の高校を過去の大会からランキング形式で宮城県の高校を紹介させていただきます。

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2013年から2017年にかけての大会結果から見る~宮城の最強高校はどこだ~

今回は、2013年から2018年にかけて行われた大会のデータを元に優勝した場合は4ポイント、準優勝は3ポイント、ベスト4なら2ポイント、ベスト8なら1ポイントという形でポイントを付与していき、ポイント数でランキングをつけていきました。ちなみにカッコ内は優勝回数です。是非、あなたの頭の中で思い描いたものと見比べてみてください。

2013年から2018年にかけての大会獲得ポイントから見る宮城の強豪校ランキング

〇男子
1位 41P(7) 小牛田農林
2位 40P(5) 仙台育英
3位 18P(0) 東陵
4位 11P(0) 石巻工業
5位 10P(0) 仙台

〇女子
1位 35P(4) 小牛田農林
2位 34P(5) 柴田
3位 33P(2) 仙台育英
4位 24P(1) 聖ドミエコ
5位 9P(0) 仙台

いかがでしたでしょうか。
小牛田農林が一位に君臨しています。また、男女共に5位以内にランクインをしている学校が仙台育英と仙台も含めて3つありました。近年はこのように男女共にランキングの上位をしめるという学校が増えてきていますので、宮城県もその例外ではないという事が分かります。

小牛田農林とは

さて、今回のランキングの中でひときわ注意を引いたのは小牛田農林高校だと思います。そこで、少しこの学校について詳しく見ていきましょう。実はこの学校130年以上の歴史を持つ学校なんです。「農林」の愛称で親しまれ、卒業生は大学へ行く者が25%程度、専門学校や短期大学がほぼ半数、残りが就職といった進路に進みます。剣道部は部員50名ほどの大所帯で男子も女子も全国大会にコマを進める力を持つ県内屈指の学校です。特に学校としてもの凄く部活動に力をいれている様子はなさそうですが、長年の伝統もあってか結果を残しています。毎日の朝稽古もあり、本格的に活動をしています。特に男子に関しては2位の仙台育英と拮抗する形で力のある学校とも渡り合っています。

仙台育英はどうか

一位の小牛田農林と拮抗している仙台育英ですが、資本力があるだけに本気で動き出したら一気に順位も逆転する可能性があります。着々と力をつけてきているので近いうちに追い越す日がやってくるかもしれません。こちらは選抜大会での九州学院との対戦映像です。非常にスピーティーな試合展開を見せています。

H26全国高校剣道選抜大会 男子決勝T16 仙台育英対九学 先次中副大

それぞれの高校について紹介します

それぞれの高校について紹介1 東陵

東陵高校は東北大会にもコマを進める実力のある学校です。部員の大半が寮生活を送るという厳しい環境の中で精神的も鍛えられるため、特にここ一番での勝負強さは見ものです。平成27年にはインターハイにも出場するなど確実に力をつけてきています。

それぞれの高校について紹介2 柴田

宮城県制覇、東北制覇、そして全国制覇を狙う学校です。特に女子の勢いがあり、インターハイにも13回出場しています。また、選抜大会にも14回出場しており、県の予選では4連覇中と絶好調です。東北選抜大会でも女子団体で優勝1回、準優勝5回という正真正銘の実力を兼ね備えた学校です。男子も奮闘しており、お互いに切磋琢磨しています。

それぞれの高校について紹介3 仙台

インターハイの出場を目標に活動に取り組んでいます。朝練も行う代わりに放課後の練習は長くは行いません。そのため、1回1回の練習でキチンと意味のある事をやる必要があるという意識が芽生え選手1人1人が考えて行動するようになります。

小牛田農林を追う形に

結果的に現時点では男子は小牛田農林と仙台育英の2強をその他の学校が追う形となっております。そして、女子に関しては小牛田農林も含めた上位4校がしのぎを削るといった状況になっています。今のままでは絶対王者がいない状況です。今後どの高校が飛び出してくるのか楽しみで仕方がありません。個人的には公立の星として小牛田農林に頑張ってもらいたい気持ちはありますが、それもどうなるかは選手の頑張り次第ですね。

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