皆さんは、島根県の強豪校はご存じでしょうか。島根県といえば、山陰地方であり交通の便もお世辞にも良いとはいえない田舎であり、全体の人口も非常に少ないです。それに伴い、剣道人口も少ないですが、年によっては剣道の実力が全国トップレベルになるのが島根県です。今回はそんな島根県の強豪高校を紹介していきます。
令和元年度 島根県高等学校新人大会
最近はコロナの影響で大会が実施されていませんが、直近行われた剣道大会の成績を振り返ってみましょう。結果は以下の通りです。
＝男子個人＝
優勝：森脇章太 （大社）
準優勝：中村望生 （横田）
3位：露梨太一 （出雲）
4位：坂崎怜音 （益田東）
5位：渡部陽暉 （松江東）
5位 ：花田大知 （出雲工業）
5位 ：堤 悠介 （大社）
5位 ：大谷直太朗 （出雲西）
＝女子個人＝
優勝：宮前琴羽 （大社）
準優勝：清水優香 （大社）
3位：宮本もえ （大社）
4位：渋谷志乃 （大社）
5位：深津愛稀 （大社）
5位：斎藤綾乃 （浜田）
5位 ：黒川愛美 （大田）
5位 ：日野あゆみ （大東）
＝男子団体＝
優勝：大社
準優勝：横田
4位：出雲工業
4位：出雲
＝女子団体＝
優勝：大社
準優勝：松江農林
4位：平田
4位：出雲商業
男女ともに大社高校が独占状態という形ですね。ここからは大社高校について紹介します。
大社高校
島根県の強豪校といえば、大社高校ですね。大社高校のホームページには、以下の通り剣道部が紹介されています。
剣道部は、日本一を目標に、日々剣道面はもちろんのこと、生活面も日本一にふさわしい行動、思考を心がけています。
島根県立大社高等学校HP
剣道面では、個人の課題にそれぞれ自分なりに工夫して取り組み、どうしたら自分の理想に近づけるか常に思考を働かせ続けています。また、自分では気づけないことを、仲間と指摘し合い、コミュニケーション能力を高め、チーム力の向上をはかっています。
生活面では、挨拶はもちろん、勉強面も計画を立てて、文武両道を目標にしています。また、２４時間を利用して、細部にまでこだわり、人が３日かかるところを１日でできるように意識して生活しています。
大社高校剣道部は、全国に名が轟くほど強豪ではありませんが、挑戦者の気持ちを持って試合に臨むことができるので、そのようなメンタル面も駆使して、全国制覇を目指します。
素晴らしいですね。人が3日かかることを1日でできるように意識するという心構えには恐れ入ります。全国に名が轟くほど強豪ではないと記載されていますが、ときより全国大会でも目にするのが大社高校です。最近では、全国でも優勝候補であった佐野日大に勝利し、全国ベスト8に入ったことで有名です。
代表戦では、同年度のインターハイの個人戦で優勝した大平選手に加藤選手が勝利しています。ちなみに、加藤選手は高校1年の時に島根県を制覇しており、地元では有名な選手です。以下は制覇したときの動画です。圧巻の試合ですね。
また大社高校は男子だけでなく女子も活躍しています。直近の活躍した試合といえば、Ｈ28第25回全国高等学校剣道選抜大会です。なんと準優勝をはたしています。負けはしたものの堂々とした試合ですね。
まとめ
現在は大社高校の一強ではありますが、剣道は特に何が起こるか分からないので他の高校にもぜひ頑張ってもらいたいですね！
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