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剣道の強豪校 島原高校から筑波大学へ 頂点目指して松崎選手の挑戦は続く

剣道
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筑波大学は毎年全国から有力な剣士たちがこぞって集まる大学剣道の頂点と言っても過言ではない大学です。そして、そんな筑波大学にまた1人逸材が入学しました。それが、島原高校出身の松崎賢士郎です。

中学時代からすでに頭角を現し始め、以降ずっと全国のトップクラスの戦いを繰り広げている松崎選手ですが、そんな彼の強さの秘密はどこにあるのでしょうか?

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これまでの実績と取り巻く好環境

20歳にして全国の猛者が集う全日本剣道選手権大会に出場を果たすなど破竹の勢いで力をつけ頭角を現している松崎選手ですが、実は中学時代に全国で準優勝するなど幼い頃より既に力を発揮し始めています。そして、彼が進学先に選んだのは長崎の島原高校です。実は、松崎選手が入学した年の3年生に全日本学生剣道選手権大会で優勝した牧島選手がいました。

もちろん中学時代にすでに強さの片りんを見せていた松崎選手ですがから彼の実力があってこそ勝ち上がっていけている事は事実でしょうが、普段稽古をする相手が全国クラスの剣士であるかどうかは大きなアドバンテージになります。日頃稽古をしているその時間がすでに全国の猛者たちと相対する準備を間近で出来る時間となれば練習にも身が入りますし、限りなくその効果も引き上げられる事は間違いありません。類は友を呼ぶとはこの事で、松崎選手も当然全国で活躍をするためにこの剣道部に足を踏み入れたわけですが、他の選手も往々にして同じような志を持って入学をしてきている点を考えると既に入学時よりベクトルが同じ方向を向いている者同士切磋琢磨できる環境にあったという事になります。

ちなみに島原高校には男子の他に女子剣道部も存在し、こちらも目覚ましい結果を残しています。お互いに結果を残しているとなると部内だけでなく男女の枠を超えてライバル意識を持つことになりますのでより大きな相乗効果を生み出す事になります。正しく生のスパイラルが回っている状態です。

余談ですが、島原高校は剣道部の他にもレスリング部、弓道部など優秀な成績を収めています。やはり、勝てる学校の特徴としてはどこか1つが強いというよりは全体的に勝つ傾向(勝ち癖)が身についていると言えます。

松崎選手の強さはどこから?

中学時代より頭角を現し全国区の選手へと成長していった松崎選手ですが、その強さの秘訣は何なんでしょうか?次に、松崎選手の強さの原点を探っていきたいと思います。

松崎選手の強さの原点1 稽古環境

先ほどお伝えしているようにやはり常日頃の稽古環境が非常にレベルの高いものである事は大いに関係していると思われます。2歳上の先輩で後に全日本学生剣道選手権大会で優勝を遂げた牧島選手がいるほか、全国からライバルたちが集まっている中では稽古と言えど本番以上の緊張感で臨まなければレギュラーするままなりません。そんな緊迫した環境の中に身を置くからこそ感性が研ぎ澄まされます。

もちろん個人の努力次第でどんな環境であろうと力を伸ばす事は可能ですが、それにも限界があります。同じ稽古環境であればよりうまい人たちの立ち振る舞いを見ながら目でも学べる環境の方が倍速で成長できるのは間違いありません。

松崎選手の素晴らしい一本です(島原→筑波大)- high level kendo ippon

<松崎選手の強さの原点2 強大すぎるライバル>

何もライバルは校内だけにいるのではありません。むしろ、外の世界にこそもっとより最強のライバルが待ち受けています。そして、そんな数多くのライバルの中で無類の強さをほこっていたのが、星子率いる九州学院でした。高校剣道界の誰もがライバル視する学校ですが、その学校で大将をはり圧倒的な強さで敵を討ち取る様はまさに戦国武将と言っても良いくらいの強さです。同世代に最強の剣士が1人いるだけでそこを目標に頑張る事が出来ますので、星子選手の存在は非常に大きいと言えます。

次なる舞台へ選んだのは大学剣道界の頂点

そして松崎選手が次なる戦いの舞台に選んだのは大学剣道界の頂点をひた走る筑波大学です。さらになんとずっとライバル視をしていた星子選手も筑波大学に入る事になり、全国の猛者たちと渡り合う事になりました。高校の時とは比にならないくらいのレベルの高さに今後どのように知恵を使って立ち向かっていくのか賀楽しみです。数多くのOBが奉職についている事なども含めて今後の進路についてもある程度本人の中では決まっているかもしれませんが、今後の進退についても期待が高まります。また、同世代には同じように大学剣道に進む者もいれば奉職につきいばらの道を歩んだものもいます。それぞれの2~3年後がどのような結果になるのか全く予想がつきませんが、剣道ファンとしてはたまりませんね。

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