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広大な北海道の剣道界に君臨する強い高校はあるのか北海道の剣道を徹底解剖

剣道
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皆さんは北海道の剣道が強い高校というとどこを思い浮かべるでしょうか。広大な大地に広がるいくつもの高校のうち、果たして皆さんの頭に思い浮かぶのはどの高校でしょう。今回私は2013年から2018年にかけての大会成績を元に、北海道で強い剣道の高校をランキングにしました。さて、あなたの予想は果たして当たるでしょうか。それでは早速見ていきましょう。

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2013年から2018年にかけての大会結果から見る~北海道の最強高校はどこだ~

今回は、2013年~2018年にかけて行われた大会のデータを元に優勝した場合は4ポイント、準優勝は3ポイント、ベスト4なら2ポイント、ベスト8なら1ポイントという形でポイントを付与していき、ポイント数でランキングをつけていきました。ここではポイント数上位5位の学校までをピックアップして掲載しています。あなたも知らない高校の名前がランクインしているかもしれませんよ。

2013年から2018年にかけての大会獲得ポイントから見る北海道の強豪校ランキング

〇男子
1位 47P(11) 東海大札幌
2位 27P(1) 恵庭南
3位 25P(0) 札幌日大
4位 24P(0) 札幌第一
5位 6P(0) 北海道栄

〇女子
1位 41P(7) 札幌日大
2位 31P(2) 東海大札幌
3位 30P(3) 北海道栄
4位 18P(0) 旭川大高
5位 12P(0) 岩見沢緑陵

結果は上記の通りです。男子1位、女子2位にランクインした東海大札幌は剣道界に未だなお語り継がれる北海道の伝説の剣士、栄花選手の息子さんが在籍していた事でも知られています。それでは上位にランクインした学校のうち、男女それぞれランキング3位までに入っている高校について詳しく紹介していきましょう。

【補足】栄花直輝先生について

少々話はそれますが、皆さんは栄花直輝選手の事を知っていますでしょうか。北海道ではあまりにも有名な剣士で、妻も剣士息子・娘も結果的に剣を握る事になる剣道一家の主ですが、段位8段という評価を受けているのと同時に、世界大会においても4度の日本の優勝に貢献するなど華々しい記録を打ち立てています。日本の剣道の最高峰である全日本剣道選手権大会においても優勝した事があり、東海大札幌を語る上では絶対に外せないキーマンの1人です。

各校紹介

東海大札幌

それでは手始めに東海大札幌 の強さの秘密について迫っていきましょう。

第63回北海道高等学校剣道選手権大会 男子団体戦決勝 (恵庭南 対 東海大札幌)

先ずは彼らの試合運びを見て頂きました。基本がしっかりとしており、応用をしやすい土台が出来上がっています。基本が出来ているからこそ色々な技を覚える際も覚えが早くなり、また実践でも使えるものになります。

一方で対照的なこちらの動画もご覧ください。

剣道時代 2016年8月号付録DVD「古川和男範士の稽古指導」ダイジェスト

いかにもスパルタですが、こういった厳しい稽古をするからこそここぞという時に力を出すことが出来ます。それを分かったうえでの愛のムチといったところでしょう。

恵庭南

東海大札幌についでこちらも勢いを見せる恵庭南ですが、北海道大会では毎回優勝・準優勝を競うライバル校でもあります。また、個人的に国民体育大会に参加をする生徒もいるなど個々のレベルが高いです。指導に当たるのは全日本剣道選手権大会で準優勝に輝いた事もある栄花英幸氏です。

札幌日大

こちらも毎年のように優勝争いに加わってくる強豪校です。ちなみに戦績は女子の方がよく他を圧倒しています。

北海道栄

こちらもどちらかと言えば女子の方に分がある学校です。過去には全国高等学校剣道選手権大会の女子団体で準優勝した経験も持つ非常に力のある学校です。最近は日の目を浴びていませんが、今でも北海道では一目置かれる存在です。

北海道はどのチームにも可能性がある

男子では東海大札幌、女子では札幌日大が一歩リードしていますが、だからと言って安心して通り抜けさせてくれるような甘いチームはありません。今回紹介したような学校はどの学校にも全国へ行くだけの力があります。今後、どこかが頭1つ抜けるのか、それともこの均衡状態が続くのか見ものですね。

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