愛媛県の高校剣道の強豪とは？

剣道

2020.06.01

皆様は、愛媛県の強豪校をご存じでしょうか。今回は、愛媛県の高校剣道事情を紹介したいと思います。愛媛県の高校への入学を考えている剣士や保護者の皆様にはぜひ読んで頂きたい内容となっています！それでは早速本題に入りましょう！

まずは直近の県大会の結果を振り返ります
帝京第五高等学校
新田高等学校
済美高校
今治精華高等学校
まとめ
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まずは直近の県大会の結果を振り返ります

コロナのため、なかなか大会は開催されていませんので、直近の県大会は「2019年度愛媛県高等学校剣道新人大会」となります。試合結果は以下の通りとなっています。

＝男子個人＝
優勝：岩原（新田）
準優勝：大野（新田）
3位：児島（新田）
3位：日野林（聖陵）

＝女子個人＝
優勝：繁田（帝京第五）
準優勝：江島谷（帝京第五）
3位：宮川（帝京第五）
3位：湯川（済美）

＝男子団体＝
優勝：新田
準優勝：松山聖陵
3位：済美
3位：帝京第五

＝女子団体＝
優勝：済美
準優勝：今治精華
3位：小田
3位：帝京第五

以上の結果となっています。男子は個人戦、団体戦を見る限り新田一強といってもよい結果ですね。何年か前は帝京第五一強の時代が続いていましたが、最近では少し状況が変わっているようです。
女子は、個々の力は帝京第五のようですが、団体は済美が優勝していますね。女子個人戦のベスト８は、湯川選手が以外全て帝京第五の選手となっています。また、団体も帝京第五とは代表戦で勝利しているため、済美は、引き分けをうまく使いながらチームで勝ち取った勝利であることが伺えます。ここからは、1つ1つの高校について紹介していきます。

帝京第五高等学校

言わずもがな知れた古豪ですよね。インターハイで上位に入ることも多く、全国的に有名な高校です。世界大会で代表選手であった前田選手（大阪府警）も帝京第五出身のようです。帝京第五出身で、私が好きな選手は橋本選手です。

【H28第63回全国高等学校剣道大会・男子個人2回戦】【橋本（帝京第五）×宇野（前橋育英）】

動画は前橋育英の選手との対戦をしているものです。筆者も、前橋育英高校の選手と剣を交えたことがありますが、前橋育英の選手は構えが崩れない剣風が特徴的です。その前橋育英の選手に、攻めで手元を上げさせて決めた最後の小手は、お見事です。

この帝京第五高校は、最近以下のような事件があったと記載されています。
剣道部監督が部員から現金、愛媛　強豪の帝京第五高、経緯調査へ
 懲りない体罰。とうとう事件か・・
本当かどうかは分かりませんので、あくまで上記のような噂があるとして、真相はご自身でググるなり、直接問い合わせるなりでお確かめください。本当であったならば、今は少しでも変わっているといいですね！

新田高等学校

新田高校は、そもそも進学校であり、文武両道を体現している高校ですね。素晴らしいです！
近年実力をつけている高校です。帝京第五高校が選抜予選を7連覇していましたが、同年2017年には、その勢いを止めるようにインターハイ予選では新田高校が制覇をしています。以下が、新田高校団体戦制覇の様子です。インターハイ常連の帝京第五はとても悔しかったことでしょう。

剣道愛媛県大会の決勝代表戦

勝った新田高校の片山選手は防具越しにも嬉しい様子が分かりますね。一方、負けた帝京第五の岡田選手はとても落ち込んだことでしょう。ここから3年たった今も新田高校の勢いはそのままのようですね。

済美高校

女子の活躍が目覚ましい高校ですね。渡辺裕二監督を先生に稽古に励んでいるようです。監督は数年前まで大学生であったようで、若い監督のようですね。試合感覚のある若い監督から剣道を教わるのは、選手もうれしいでしょうね！
目指す剣道は「真っ直ぐで正しく美しい剣道」、さらに全国の舞台で活躍することを目標として「やればできる・継続は力なり」を合い言葉に部員が一致団結して頑張っているとのことです。

2019年IH 剣道女子団体予選済美（愛媛）VS 高鍋（宮崎）

確かにまっすぐで素晴らしい剣道をされていますね！