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静岡の剣道界を引っ張る若きホープ名門明徳義塾・法政大学出身塩谷選手の活躍に期待

剣道
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「塩谷匡彬」
静岡県で剣道に勤しむ人であれば一度は聞いた事がある名前ではないだろうか。彼は、静岡県警察に身を置きながら現在も現役で剣士として活躍する選手ですが、名門明徳義塾の門をくぐり、法政大学と進路を進めていきました。県内屈指の凄腕剣士として名をとどろかせる塩谷選手ですが、果たして彼の強さの秘密とはいったいどこにあるのでしょうか。

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県勢29年ぶりの快挙をなした逸材

明徳義塾へと進んだ塩谷選手ですが、そこで才能を一気に開花させなんと3年時にはインターハイ優勝を手にします。県勢29年ぶりとなる優勝という事もあり紙面にもでかでかと取り上げられ、その名をとどろかせることになります。準決勝では岐阜の麗沢瑞浪の選手を打ち破り、決勝は高校剣道界の頂点に君臨する熊本の九州学院の選手を破る快進撃を見せました。

名門明徳義塾で培った剣道が身を結び、3年時に勝利を収める事になりますが、明徳義塾自体は決して部員数が多い剣道部ではありません。ただし、目標はあくまでも「日本一」という高いところに置いており、そのために必要な練習を行っています。人数が少ない分はより集中的に稽古を行う事になるため、1人1人にかかる負担は大きくなります。

もう一つの母校法政大学

塩谷選手にとってもう1つの心の拠り所が法政大学です。創立1919年という非常に歴史の長い部活動として名をはせています。これまで全日本団体戦優勝4回、関東団体戦優勝6回、関東新人戦優勝5回という成績を収めており、部員数も多いため争いは熾烈を極めています。学生時代の塩谷選手の活躍はこちらからご確認ください。

#11【1部四回戦】國士舘大学×法政大学【H30第29回学連剣友剣道大会】1入江×米満・2松田×図末・3村冨×塩谷・4黒澤×安田・5軽米×對馬・6岩崎×鈴木・7鷲見×赤木

その後、塩谷選手は静岡県警察へ

その後、塩野選手が選択をした進路は地元静岡がある静岡県警察でした。一般的に剣道で結果を残した者たちは教職に就くか、警察に進む事で剣道を続けるという進路を取る事が多いですが、塩谷選手はその中で「警察」という選択を行う事になりました。そして、塩谷選手は見事激戦を勝ち抜き、第65回全日本剣道選手権大会へと参加する事になりました。

塩谷選手の強さの秘訣

塩谷選手の強さの秘訣1 体格の良さ

塩谷選手の特徴を語るにあたって先ず特筆するべきは体格の良さです。高身長というほどの上背はありませんが、それ以上にがっちりとした体格をしておりちょっとやそっとでは相手に弾き飛ばされない力強さを兼ね備えています。実際の剣道の試合に当たってはもちろん剣のやり合いはありますが、それ以上に体を使っての威圧や動きを上手く使う事が求められます。そんな中で、少しでもがっちりとした体格をしている事で安定して技を出す事も出来ますし、一撃の衝撃も強く伝える事が出来ます。

塩谷選手の強さの秘訣2 力強い面

先ほどの体格の良さにつながる部分ですが、得意技の面が非常に強い事も特徴の1つです。体格も上手く使う事でそれほど大きく振りかぶらずとも十分に強く面を打つことが出来ますので相手としては意識をせざるを得ません。1発それを意識させるだけでだいぶ有利に試合を運ぶ事が出来るようになりますので、やはり必殺の一撃と言えるでしょう。

塩谷選手の強さの秘訣3 ここぞという時の勝負強さ

高校時代に県勢29年ぶりの個人優勝を果たした事をご紹介しました。それだけ優勝から遠ざかっているとなかなかいざという時に力が出しにくいものですが、それをものともせずに見事に勝ち上がっています。また、決勝では高校剣道をしている者であれば誰もが知っている九州学院の選手を相手に先手を取られながらも終盤で大逆転を果たすなど精神的な強さは折り紙つきである事が伺えます。「3つ子の魂100まで」という言葉がある通り、若くして培った精神的な強さは一生ものになります。若き日の鍛錬が今にも生きているでしょう。

塩谷選手の強さの秘訣4 県を背負う責任

彼がどのような思いで戻ってきたのかは分かりませんが、結果的に地元の警察へと奉職する事になりました。そして、彼の活躍は地元の多くの方が知っているでしょう。そのようなプレッシャーがかかる中で日々の稽古を行ったり、私生活を送る事が彼に見えない責任を負わせています。

塩谷選手の強さの秘訣5 明るさ

彼の特徴として非常に明るい性格の持ち主である事が分かります。逆境にもめげずに前を向けるいざという時に強い性格を持ち合わせています。

いかがでしたでしょうか。今後の静岡県の剣道界を引っ張っていく存在として、今後も活躍に期待がかかります。いつの日か、静岡から全日本剣道選手権大会の優勝者として名をあげる日が来るのでしょうか。

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