皆さんには今回いきなりある動画を見て頂きました。見たことがある人も多いでしょう！実はこれは、今回の記事の中で紹介をする事になる剣道の宮本選手が中学時代に全国制覇をした際の動画です。その当時から才能を開花させ、長きにわたって強さをほこりつづけている宮本選手の強さはいったいどこから来ているのか、今回は宮本選手について紹介をしていきます。
強さが開眼した高校時代
宮本選手の母校は茨城県の水戸葵陵高校という高校です。これは学生剣道に興味がある方であれば絶対に一度は耳にしたことがある強豪中の強豪です。近年非常に力をつけてきており、学生剣道界の頂点をきわめる九州学院をも脅かす存在として注目を集めています。今回は宮本選手にフォーカスをしていくわけですが、そんな宮本選手の強さを語るうえで欠かせない水戸葵陵高校について先ずは紹介していきましょう。
水戸葵陵高校の強さの秘訣1 剣道のための肉体改造
先ずはこの学校の強さの秘訣として徹底した剣道への姿勢があります。後援会会長が経営をするトレーニングジムを使用し、剣道のための肉体改造を行っている事で知られています。一般的には剣道部が自由に使えるトレーニング設備が完備されている学校は数少ないため、これだけでも他の学校に比べればかなりのアドバンテージになる事は間違いありません。実際のトレーニングの様子がこちらです。
このような体幹トレーニングを継続的にやっている高校とそうでない高校で差がつくのは必然でしょう。勝つという事に徹底した剣道に対する姿勢が表れています。
水戸葵陵高校の強さの秘訣2 剣をしっかり振れる体力
先ほどの体幹トレーニングが大いに影響をしているでしょうが、水戸葵陵高校の選手たちは非常にしっかりと剣を振ってきます。相手校とすればそれだけでも充分な驚異になります。思い切り剣を振られることほど怖い事はありません。しかも、彼らの剣は一太刀が非常に重いため、相手に与える威圧感は計り知れないでしょう。
水戸葵陵高校の強さの秘訣3 周りにいるのは良き仲間でありライバル
全国区の学校になれば当然各地から有名な選手が集まるようになります。その中でしのぎを削るわけですから良き仲間である事に間違いはないでしょうが、あくまでも日々の生活の中ではライバルという事になります。常に稽古をつける相手が全国レベルの選手であれば当然それに合わせて自分も強くなろうと必死になります。それを日々繰り返し毎日のようにもの凄い速度で成長を続けていけば結果的に試合で勝てる選手になっていきます。そんな熾烈なライバル争いを勝ち抜いた選手が代表として出るわけですから精神的にも肉体的にも全国トップクラスのチームになる事はうなづけます。
水戸葵陵高校の強さの秘訣4 後輩の存在
これまでに数々の偉大なOBを輩出してきた言うまでもありません。今回紹介している宮本選手はもちろんですが、その他にも3年時にインターハイで優勝を遂げた中根選手、非常にバランスの良い整った剣を見せる寒川選手、がっちりとした体格から強烈な一撃を放つ岩部選手など各選手が非常に強力な力を持ち、宮本選手に続くように結果を残しています。そんな後輩がどんどん入学すれば、自分もがんばらなければ！と思うのは必然ですよね。高校剣道の頂点に君臨する九州学院にも言える事ですが、周りの環境がとてもよいです。
水戸葵陵高校の強さの秘訣5 明確な進路への意識
先輩の剣を見て自らのスタイルを決めていく事もそうですが、かつて母校で活躍した先輩が奉職について活躍するなど明確な進路を思い描きやすいのも強さの原点になっています。努力をすれば報われるという感覚が持ちやすく、モチベーションが高まるからです。
宮本選手の強さに迫る
さて、ここまで宮本選手の強さの根幹である水戸葵陵高校について述べてきましたが、当の本人はいったいなぜ強さを保てるのかその秘訣に迫っていきます。
宮本選手の強さに迫る1 まっすぐな剣道
宮本選手は構えが非常にどっしりとしていてまっすぐな剣道をします。先ほど紹介したような体幹トレーニングはもちろん影響しているでしょうが、それ以上に元々の彼の剣の才能がそうさせているのかもしれません。剣筋が綺麗なため応用を組み合わせた時に相手としては混乱を招く事になります。
宮本選手の強さに迫る2 力みのない構えからの強烈な面打ち
彼の最大の強みは力の抜けた構えから一気に最大出力で飛び出す強烈な面です。相手としても力が抜けている選手を前に、変に動く事が出来ず、一瞬のスキを突かれたと思ったときには時すでに遅しで強烈な面が飛び込んできます。
今後、宮本選手はますます強くなること間違いなしです。国士舘大学でも強さに磨きをかけ、次なる舞台として警視庁を選んだ宮本選手ですから、期待値が高まります。
剣道大好きまっすーです。
剣道好きな人に喜んで頂ける記事を多数書いていきたいと思います。
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