フリセン

古豪を打ち破り一気に強豪の仲間入りを果たした桐蔭学園の剣道強さの秘訣とは

剣道
スポンサーリンク

剣道の強豪校と聞かれてあなたはどこをイメージするでしょうか。
先ず一番初めに名前が上がるであろう熊本の九州学院は言うまでもないでしょう。次に最近破竹の勢いで力をつけている水戸葵陵も名が上がりそうです。そして、「桐蔭学園」もまたその中に名を連ねるであろう超強豪校の1つです。今回は桐蔭学園の強さの秘密とこれまで輩出してきた選手たちについて紹介をしていきます。

スポンサーリンク

桐蔭学園を紹介

桐蔭学園は幼稚園から大学院までノンストップで学べる教育機関を一気通貫で備えている巨大な教育組織です。その中で今回紹介する高等部に関しては、非常に部活動が盛んであるという特徴があります。剣道部が強いのはもちろんですが、それ以外にも野球部が第91回選抜高等学校野球大会に出場するなど目覚ましい記録を残しています。学校としてもスポーツに対する理解が進んでいる学校である事が分かります。

剣道においては関東で3本の指には入ると称されているくらいですからその実力は間違いありません。大学とも連携が取れるためそこで先輩たちと手合わせをするなどという事もあるでしょう。とにかく練習環境がそろっていますので、選手のモチベーションも高いですし、進路に対する意識も自然と高まってきます。

桐蔭学園の強さの秘密

それではここからは桐蔭学園がなぜ強豪校の仲間入りを遂げたのか、その秘密に迫っていきたいと思います。

桐蔭学園の強さの秘密1 冨田監督の存在感

ただでさえ強豪に溢れかえっている神奈川県、および関東地域の中でいかにして頭角を現してきたかを物語るのにこの人の存在は欠かせないでしょう。現、桐蔭学園高校剣道部監督の冨田氏です。彼は就任10年目の節目の年に全国高校選抜大会で2位、平成12年のインターハイで優勝という見事な結果を残し強豪校の名を欲しいままにしました。『平素の稽古で泣いて試合で笑え』と言わんばかりの激しい練習と同時に、理路整然とした剣道理論も展開をされており、その指導法がDVDにまとめられるほどです。

桐蔭学園の強さの秘密2 バランスの良い剣道

桐蔭学園の選手の剣道は非常にバランスが良いです。前に出ても良し、後ろへ引いても良し、応じ技も何なりとこなす姿はとても高校生とは思えません。選手の1人1人にしっかりと冨田イズムが浸透しています。また、構えが綺麗な事も特筆すべき点です。無駄な力が入っていないので相手もスキを伺う事が出来ず、むやみやたらに攻め入る事が出来ません。徹底した理論の元教えられている基本があるからこそそれが体にしみこみ成果につながっているのだと思います。

桐蔭学園の強さの秘密3 先輩たちの存在が大きい

そして強豪校が強豪であり続ける所以は受け継がれている戦法と同時に自分も努力をすればあんな風に活躍したり、進路が切り開けるという事を思わせてくれる事です。これまで輩出してきた先輩の中には今も現役で活躍を続けている方も多く、その存在が大きな支えとなり、将来の進むべき方向もイメージがしやすくなります。

桐蔭学園が輩出した選手たち

それでは桐蔭学園の強さの秘密に触れたところで次にこれまで輩出されてきた代表的な選手を紹介していきます。

桐蔭学園がほこる代表選手1 加納選手

先ずは何と言っても加納選手の存在が浮かび上がってきます。彼は高い身長という武器を活かしながら桐蔭学園独特の美しい構えから力強い一打を放ちます。まさに「The 桐蔭学園 剣道」と言わんばかりのお手本になる剣です。その後、警視庁に奉職された加納選手は今も活躍を続けています。加納選手の高校時代の映像がありましたので宜しければご覧ください。

加納(桐蔭)vs高橋(商大)

桐蔭学園がほこる代表選手2 田村選手

昨年の神奈川予選で見事優勝を果たしたのが田村選手です。やはり例のごとく綺麗なスタイルでプレイをしています。基本がしっかりしているので安心して見ていられますね。田村選手の戦っている動画もありますので、是非ご覧ください。

関東高等学校剣道大会 神奈川県予選 準決勝1 中堅

桐蔭学園がほこる代表選手3 森山選手

2年生から活躍を見せている森山選手は2年時、3年時いずれも団体で神奈川予選を優勝しています。また、2年時に参加したインターハイではベスト16という実力の持ち主でチームの絶対的支柱として剣を振るいました。こちらも映像でお楽しみください

#159【男子個人 二回戦】横藤・育英×森山・桐蔭学園【H29第64回全国高等学校剣道大会】

いかがでしたでしょうか。まだまだ楽しみな桐蔭学園の快進撃、今後の高校剣道界を良い意味で驚かせてくれる事は間違いないでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました