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インターハイに行けなかった僕が思う団体戦でインターハイに行くために必要だと思った5つのこと。

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お疲れ様です。もとかわです。
私は小学校のときに県で準優勝、中学校のときには三位に入った戦歴を持って、インターハイを目指し、高校へと進学しました。新人戦では、個人ベスト8、団体は三位入賞したものの、インターハイ予選では、個人ベスト16、団体は1回戦負けと散々たる結果で幕を閉じました。
今回は、インターハイ出場を目指しながらもインターハイに行くことができなかった僕が思う「インターハイに行くために必要だと思ったこと」を書いていきたいと思います。勝った人にしか分からないこともあると思いますが、負けている私だからこそ分かることがあります。

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私が進学した高校

まずはじめに、どんな高校へ進学したかを紹介させてください。
私が進学した高校は、いわゆる古豪であり、何十年か前はインターハイによく出場していました。しかし、私が入学した頃は、お世辞にも強いとは言えず、上手くいって県大会ベスト8かな、くらいでした。ちなみに同期は私のほかに4人いて、全員県大会に出場したことないというレベルでした。
それでも進学した理由は、「家から近い進学校だったから。」強豪校に行く場合は、移動時間が長く、稽古をする時間が短くなってしまうと思ったため、近いことは重要なポイントでした。また、将来は学校の先生を目指していたため、進学校を選択しようと思っていました。(結局、教員免許は取得しましたが、教育系のベンチャー企業に就職しています)

さて、本題。インターハイに行くために必要な5つのこと

さて、本題に入ります。インターハイに行くために必要だと思った5つのことを紹介します。(今回は団体戦についてです)
本当はもっと多くの要素があると思いますが、あまり冗長になってもと思うので、5つに絞って紹介したいと思います。剣道に限った話ではないことも多いため、ぜひ参考にしてください。

①絶対的なチームワーク

私が一番大切だと思うことです。インターハイ予選で勝ち抜くことは、高校剣道を延長するということです。インターハイに出場できれば、県大会を終えたあと、1ヶ月以上の期間稽古に励むことができます。
「この仲間でもっと剣道がしたい!」という気持ちがなければ、本気で勝ちにいくことができません。日々の剣道生活のなかで、圧倒的なチームワークを身につけ、全員が「もっと剣道したい!」と思えなければ、県大会で勝つことはできません。だからこそ、剣道の実力を上げることだけでなく、練習外でのコミュニケーションは非常に大切です。

県大会で1回戦で負けたとき、チーム内のコミュニケーションは取れておらず、メンバー間のコミュニケーションが取れていない期間が続いていました。仲が悪かったわけではないと思います。しかし、インターハイ予選が近づくにつれて、緊張感が増し、色んなことにセンシティブだったのだと思います。なにせ2年半の努力の全てを出し切る瞬間が近づいているのですから。
そんなインターハイ目前でもコミュニケーションがとれ、みんながどんな想いで稽古に望むのかを共有できるチームワークが必要です。

②目標の共有&浸透

なんのため高校という場で剣道をするのかをチームで共有し、浸透させる必要があります。剣道は高校でなくとも道場ですることができます。しかしながら、なぜ高校という場で剣道をするのかということを部員全員で共通理解を図る必要があります。人によっては「県大会出場」が目的なのかもしれないし、「県大会優勝」なのかもしれないし、「ただ楽しく剣道がやりたい」って人もいるかもしれません。せっかく多くの練習をして団体戦に出るのですから、みんなでひとつの目標に向かって努力をしたほうが絶対的に楽しいですし、成果も出ます。

ちなみに私の高校は、新人戦で三位を目標に練習に励み、実際に三位に入賞することができました。新人戦後はインターハイ出場を目標に練習に励みましたが、目標は達成することができませんでした。新人戦とインターハイ予選の違いは、目標が浸透していたかどうかであったと思います。
目標はあっても、部員全員が意識していないと意味がありません。コミュニケーションが取れておらず、全員の意識を1つの方向に向かせることができていなかったのだと思います。

③絶対に勝ちたいというこだわり

剣道って毎年インターハイに行くような強豪校があると思いませんか?茨城なら水戸葵稜だし、熊本なら九州学院だし、神奈川なら桐蔭学園。。。とどうしてこんなにも勝ち続ける学校があるのだろうと不思議に思うくらいです。私の地元にもありました強豪校が。
正直言って、彼らにあるのはプレッシャー以外何者でもありません。「絶対にインターハイに行く」そんな気持ちが彼らにはあります。インターハイに行くことが重要なのではありません。インターハイにはいって当たり前なのです。ところが、強豪校以外はインターハイに行くことは当然ではなく快挙になります。インターハイに行けないなんてありえない!と思う強豪校と、インターハイに行けたら快挙だ!と思うそれ以外の高校には、勝利へのこだわりが全く異なります。
団体戦で1回戦負けに終わった理由の1つに自身の負けがあります。

前日の個人戦、私はベスト16で敗退したことがとてもショックで、気持ちを立て直すことができませんでした。このとき、気持ちを立て直すことができなかったのは、メンバーを信じてその気持ちを団体戦までに相談できなかったことと、勝利へのこだわりが薄かったことです。個人戦は負けても団体戦は負けるか!と思えなかった自分が大きな敗因であったと思います。メンバーへ相談できなかったのは①であげているコミュニケーションが原因です。

④実力

こちらは当然で、記載する必要もないのでは?と思われる方もいらっしゃるのではないかと思います。しかし、インターハイに出場するならインターハイに出場するための実力が重要だと思いますので、記載をしたいと思います。剣道の最高峰はご存知八段です。八段までの道のりは長く、大人になっても剣道を続ける人の多くは八段を目指し、剣道に励んでいるかと思います。長い道のりを少しずつ歩んでいくということになるでしょう。
しかし、インターハイに出場するのであれば、タイムリミットがあります。長い道のりを少しずつ上るのではなく、限られた時間のなかで少しでも成長しなければなりません。自身のペースで少しずつ成長したのでは遅いです。県内のライバルたちよりも、インターハイ予選の日に少しでも上回る必要があります。「今、何をしたら県で勝てるのだろう」という意識を常に持って稽古に励む必要があります。


当時、私の同期には上段戦が苦手なメンバーがおり、当日敗退をしました。これは、明らかに県予選当日を想像しきれておらず、実力が不足していた例です。(なつかしいね、同期たちよ。笑)

⑤運

「努力は必ず報われる。」
という言葉があります。私はこの言葉を信じることは大切だと思っていますが、必ず上手くいくほど人生は甘くないのではと思います。(23歳の若僧で思うのだから、そうだと思います。笑)
正直言って、運によって勝ち負けが変わってしまうことはあります。(剣道は特に誤審が多い競技です。)しかし、努力なくして成功はありません。勝ちたいのであれば、圧倒的に稽古をするしかないのだと思います。

最後に:今練習に励む学生へ

ここまで紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
勝った人とか成功者の話はピックアップされますが、敗者の話はピックアップされることは少ないです。そして、失敗は成功の元です。成功の要因を参考にするより失敗の原因を参考にしたほうが
圧倒的に良いです。そういった意味で、数少ない経験談として是非参考にしてください。
最後は、運の要素も紹介しましたが、圧倒的努力でぜひ運をも手に入れてください。学生という貴重な時間を努力につぎやすことを祈っております!

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