皆さんは、秋田県の強豪校についてご存じでしょうか。秋田県は、全国大会でも上位に上がることも少なくなく、剣道が盛んな地域のひとつといってよいでしょう。
今回は、秋田県の高校剣道について紹介していきます。
秋田県 県大会の結果
今回は直近で行われた2大会の結果を振り返りたいと思います。以下の通りです。
第29回全国高等学校選抜剣道大会 秋田県予選会
令和2年2月1日に行われた本大会の結果は以下の通りです。
=男子団体の部=
優勝 秋田南高校
第2位 秋田商業高校
第3位 秋田高校 明桜高校
=女子団体の部=
優勝 秋田商業高校
第2位 秋田西高校
第3位 能代高校 秋田北高校
第60回 秋田県高等学校新人剣道大会
令和元年11月23日(土)~24(日)にて実施された大会の結果は以下の通りです。
=男子個人=
優勝 高橋 京太郎(秋田商業高校)
第2位 畠山 康汰(秋田商業高校)
第3位 菅原 高嶺(秋田南高校)
第3位 小野 貫太(秋田南高校)
=女子個人=
優勝 羽生 萌花(秋田商業高校)
第2位 佐藤 美乃(能代高校)
第3位 澤井 合良(秋田商業高校)
第3位 澤井 合未(秋田商業高校)
=男子団体=
優勝 秋田商業高校
第2位 湯沢翔北高校
第3位 秋田高校 明桜高校
=女子団体=
優 勝 秋田商業高校
第2位 秋田北高校
第3位 能代高校 秋田西高校
以上の結果となっています。秋田県の高校といえば、やはり秋田南高校と秋田商業でしょう。国体の選手もこの2校で構成されることが少なくありません。ここからは、この2校に絞って紹介していきます。
秋田南高校
秋田南高校といえば、全国大会常連校で、茶色の胴と胴着に金字で「秋田南」と書かれた試合用の着装がかっこいいですよね。私が小さいころから有名な高校でこの格好に憧れをもっていましたので、初めて試合会場でみたとき嬉しかったのを覚えています。
以下の動画は選抜大会で、佐賀の名門龍谷との一戦です。きれいな剣道で見事勝利していますね。秋田南高校の剣道は、中心を攻めるまっすぐな剣道が特徴的です。
OBの中で最近の一番の有名選手は、筒井選手ではないでしょうか。筒井選手は、全日本を制した竹ノ内選手や歴代の学生の中で最強とも呼び声が高い星子選手の在籍した筑波大学で大賞を務めていた腕前です。以下の動画は東西対抗試合で6連戦をこなす映像です。
秋田商業高校
続いては秋田商業です。こちらも全国大会常連校といってよいでしょう。そう思うと、秋田県は全国のトップで戦えるような高校が2校あり、非常に激戦区ですね。
以下の動画は、全国準優勝の経験がある明豊高校との一戦です。敗退していますが、特に大将の小野選手のばねのある剣道は素晴らしいですね。体格もよい選手が多く、日ごろの稽古で鍛えていることが分かります。
2校が集まると最強になる!
以下の動画は秋田で行われた国体の様子です。私の記憶では、秋田商業と秋田南高校の生徒で構成されていたと思います。(もしかしたら1人違う高校だったかも?)
この時の決勝の相手は佐賀です。ご存じの方は多いかもしれませんが、この時の佐賀は黄金時代と言われており、佐賀龍谷はこの年玉竜旗とインターハイの2冠を達成しています。また、メンバーも非常に豪華で、三雲選手、川崎選手や西村選手とその時代では知らない人がいないほどの有名選手が名を連ねています。そんな中迎えた決勝。秋田県は佐賀に勝ったのです。
やはり、ホームが強いというのは分かりますが、黄金時代の佐賀に勝つのはなかなか難しいです。しかし、それでも秋田南と秋田商業がチームを組むと最強になるわけです。この試合、当時テレビでやっていたので子どもながらにみていましたが、忘れられない一戦です。
まとめ
今回は、秋田県の高校の剣道事情についてまとめました。インターハイを目指すなら、2校が有力ですね。ただ最近では、湯沢翔北高校が秋田南に勝ったこともありますので、他の高校にも十分チャンスがあります。
1995年生まれ。
本サイトを運営しています。
小学3年生から剣道を始めました。
あんまり自慢にはなりませんが、
5年生で県大会準優勝。中学、高校県ベスト4。と賞を頂いたことがあります。。
大学では剣道部がなかったため、やりませんでしたが、23歳で剣道再開しました。
久々の剣道めっちゃ楽しいけどめっちゃしんどい。笑
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