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高校剣道界の頂点九州学院高等学校で大将を務める男 重黒木選手

剣道
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「重黒木選手」
今や剣道界でこの人の名前を知らない人はいないでしょう。高校剣道の頂点に君臨する名門中の名門である九州学院において大将を務める絶対的な存在として圧倒的な存在感を放っています。また、彼の活躍は多くの動画にも納められています。

KENDO 少年男子決勝戦 [東京×福岡] 東京国体剣道2013-930

常勝軍団の大将という責務を若くして背負う事になった重黒木選手ですが、果たして彼はこれまでどんな経歴を歩んできたのでしょうか?また、彼が所属する九州学院の強さの秘密や彼自身の強さの秘密についても掘り下げていきます。

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九州学院高校に在籍!

重黒木選手の強さに迫る前に、ご存知の方がほとんどだとは思いますが、そもそも高校剣道を語るうえで絶対に欠かせない九州学院についてご紹介をしていきましょう。もはや紹介などいらないくらい全国に名の通った学校でなんと空前絶後のインターハイ4連覇というとてつもない成果を出しています。3年間で全てのメンバーが必然的に入れ替わる高校剣道において4連覇をする事が何を意味するかはもちろんお分かりかと思いますが、このチームは世代交代が恐ろしいほど上手です。

元々強いチームではありましたが、連覇をするほどではなかったチームに転機が訪れたのは、下記の動画の際に優勝を遂げてからです。ここから伝説が始まっていきます。

九州学院 悲願の優勝 残り7秒で逆転 インターハイ剣道2013

ちなみにこの動画の際に優勝した九州学院ですが、インターハイでの優勝は実に15年ぶりという事で、常に良いところまではいくけど勝ち切れず辛酸をなめる時期も続きました。そして、驚くべきは後に最年少で世界大会選抜に選ばれた山田選手が当時2年生で中堅にいたという事です。いくら層が厚いからとは言え、最年少で世界大会に選ばれるような選手が2年生ではあってもまだ中堅という事からどれだけ厚い選手層なのかと目をみはります。

そして、ここから怒涛の4連覇を果たす九州学院ですが、必ずどの世代にも下の学年が入っており、そこで経験を受け継いだ者たちが次年度は中心選手として活躍をしチームを引っ張るという構図が出来上がっています。これだけスムーズに世代交代が出来るチームもそうはないでしょう。

重黒木選手の強さはどこから?

それでは化け物じみた九州学院の強さについて理解が深まったところでそんな化け物高校で大将を務めるもっと化け物な重黒木選手についてご紹介をして行きます。

重黒木選手の強さの原点1 先輩たちからのDNA

先ほども紹介しましたが、九州学院は試合に出る事すら針の穴に糸を通すようなものですし、また試合に出ているメンバーはその後、大学剣道や全日本で大活躍しているような猛者たちばかりです。そんな先輩たちに交じって試合に参加をし、経験を積むことで先輩たちの勝利のDNAを肌で感じる事が出来ます。全中時代から活躍を見せる重黒木選手でさえもこの空間で先輩たちと一緒にいる事は良い学びになっているはずです。

重黒木選手の強さの原点2 技のレパートリーが凄い>

単に力だけで勝てるほど剣道は甘くありません。重黒木選手は技のレパートリーが非常に豊富です。特にその中でも2つの技に長けています。1つは出頭技、もう1つは引き技です。出頭技は相手がしかけてきたのに対して技をかけるという非常に難易度の高い技ですが、並外れた能力と九州学院という最高の稽古場所によって磨きが掛けられていきます。もう1つの引き技ですが、こちらも相手に的を絞らせずに気づいたら打たれていたというような技で、使いこなすのは難しいですが日頃の稽古のたまものと言えるでしょう。

重黒木選手の強さの原点3 兄弟がいる

実は、重黒木選手には実の兄がいます。高輪高校で活躍していた姿は、多くの方の記憶に残っているのではないでしょうか。よく兄の姿を見て成長する弟や妹について書かれる事がありますが、重黒木選手に関しても例外なく間違いなく近くにいる兄の存在を追いかけて上達にしたことも強さを支える要因の1つです。

将来は日本の剣道界をしょって立つ男へ

これだけ華々しい結果を出している重黒木選手ですが、当然ながら次の期待は日本をしょって立つような剣士になる事です。現時点で日本の最高峰の戦いとされているのは全日本剣道選手権大会ですが、いつかこの大会に出る姿を見る日も近いのかもしれません。いずれにしても高校剣道界の頂点という重責の中見事大将として結果を残しているところを見ると何も問題なく日本のこれからをしょって立てるのではないかと期待値が高まります。進路に関しては分かりませんが、これまで多くのスターが大学剣道を介して奉職するパターンが多かった事から重黒木選手もそのようになる可能性は十分にあります。

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