皆さんは熊本県で剣道に強い高校のイメージはあるでしょうか。もはや、熊本という言葉を聞いた瞬間にピンときますよね。そうです。熊本のみならず全国の覇者として君臨するあの高校があるのが熊本県です。今回は、全国大会都道府県予選(選抜・総体)の結果を元にポイントを付与していき、その獲得ポイント数に応じてランキング形式で熊本県の剣道が強い高校を紹介していきます。果たしてあなたの予想は当たるでしょうか。是非、楽しみながら記事を読み進めていってください。
数値で見る熊本県で剣道が強い高校はここだ
それでは早速熊本県で剣道が強い高校について調査した結果を発表したいと思います。先ほども申し上げたように、今回は全国大会都道府県予選(選抜・総体)の結果を元に、優勝チームには4ポイント、準優勝チームには3ポイント、ベスト4には2ポイント、ベスト8には1ポイントを付与するという形式で2014年から2017年にかけての戦績を元にランキングを作成致しました。男女共に下記のような結果になりました。※ちなみに()内は優勝回数を示します。
〇男子
1位 28P(7) 九州学院
2位 14P(0) 東海大熊本星翔
3位 13P(0) 鹿本
4位 10P(0) 鎮西
4位 10P(0) 必由館
〇女子
1位 20P(3) 阿蘇中央
1位 20P(2) 八代白百合学園
3位 11P(0) 菊池女子
4位 10P(1) 必由館
4位 10P(0) 開新
皆さんの予想と比べていかがでしたでしょうか。中には知らない学校の名前もあるかもしれませんが、よもや九州学院の存在をしらない人はいないでしょう。圧倒的すぎる絶対王者として君臨しています。もはや全く敵をよせつけていません。向かうところ敵なしというのはまさにこういう事を言うんでしょうね。まさに覇者という言葉がふさわしいでしょう。これは何も熊本県に限った事ではなく全国的に見ても九州学院は圧倒的な成果を収めています。まさに全国の覇者です。ここまで差が開くとさすがに九州学院について語らないわけにはいきませんので、今回は熊本県の剣道が強い高校というテーマではありますが、九州学院について紹介していきたいと思います。
熊本における最強の覇者九州学院の強さの秘訣
圧倒的な成績
いくら強いと言ってもさすがに限度があるだろうと思われる方もいるかもしれません。九州学院の強さを語るには先ずはその戦績を見てからでないと語れないです。では、さっそく2013年から2018年にかけての高校剣道4大大会での優勝校一覧をご覧ください。
【選抜】
2013 九州学院
2014 九州学院
2015 九州学院
2016 九州学院
2017 九州学院
2018 九州学院
【玉竜旗】
2013 福大大濠
2014 九州学院
2015 九州学院
2016 九州学院
2017 九州学院
2018 島原
【魁星旗】
2013 九州学院
2014 九州学院
2015 九州学院
2016 九州学院
2017 島原
2018 島原
【IH】
2013 九州学院
2014 九州学院
2015 九州学院
2016 九州学院
2017 高千穂
2018 九州学院
一言言っておきますが、これは剣道漫画の強豪校の成績ではありません。現実に存在する高校剣道のチームの成績です。あまりにも優勝しすぎて皆さんも全国優勝ってそんなに簡単なのかなと一瞬錯覚を起こされるかもしれませんが、言ってしまえば高校野球の甲子園にあたる大会なわけです。それを2013年から2018年にかけて全24回のうち19回優勝、優勝確率79.2%です。今一度言っておきますが、県大会の成績ではありませんよ。これ、全国大会の成果です。
優秀なOB
当然ですがこの強さを支えているのは選手の強さです。近年ですと、世界大会に最年少で選ばれた山田選手、インターハイ4連覇を支えた当時2年生の星子選手と梶谷選手、全中優勝の重黒木選手などなどハッキリ言って日本のトップレベルの選手、その後も剣道界をしょって立つような結果を残しているような選手ばかりです。
必ず後輩がメンバー入りする団体戦
団体戦を行う際には必ず後輩の選手が先輩に交じってメンバーに選ばれています。本来3年間で全ての選手が完全に入れ替わる高校剣道においてこれだけ優勝をし続けるというのは不可能に近い事です。それでもこれだけ勝ててしまうのは、毎年のように後輩の選手が先輩に交じってプレーをして、そこで得た経験を新チームで活かしてという流れが出来ているからです。日本一の先輩に交じって戦った2年生がまた日本一になり、その後輩がまたそれを引き継ぐという黄金リレーが確立されているのです。
剣道大好きまっすーです。
剣道好きな人に喜んで頂ける記事を多数書いていきたいと思います。
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